【在庫処分】 和声の変貌 アート・デザイン・音楽

カバーにスレ傷などのイタミあります。中は書き込みありません。この本は伝統和声崩壊の過程とその後提唱された幾つかの音楽理論を著者の視点から紹介した第５章までと、自然親和性を原則として展開される著者の音高組織論を説明している第６章及び第７章、それに著者の理論を適用して古典から電子音楽に至るまでの様々な作品を分析した第８章から構成されています。この本で主張されている音高論理は、伝統的な西洋音楽のみならずドビュッシーやスクリャービン、ラヴェル、バルトーク、ストラヴィンスキー、ジョリヴェ、メシアンなどの作品に見られる旋法音楽や、いわゆる\"無調\"の時期の音楽や、シェーンベルク、アルバン•ベルク、ウェーベルン、ブーレーズ、シュトックハウゼンなどの作品に見られるセリー音楽、電子音楽や四分音の音楽まで適用できると著者は考えています。この書籍に出てくる「親和性」の概念はベーシストとしてのみならずジャズ理論家としても活躍されている濱瀬元彦の著作「ブルー・ノートと調性」で言及されている概念でもあります。出版社:音楽之友社目次(詳細は画像をご覧下さい)Ⅰ 緒言Ⅱ 和声の牙城Ⅲ 各人が主張する真理Ⅳ 白紙からの再出発か？Ⅴ 問題の根源Ⅵ 基本的真理Ⅶ 神秘の解明Ⅷ 和声の変貌Ⅸ 竪琴のすべて小宮徳文東京都立大学仏文科卒業後東京芸術大学音楽部楽理科に学ぶ。現在、明治学院大学非常勤講師など。

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